太宰府市で斉藤自動車様の自動車整備工場を設計、建築しました。

・概要・

自動車整備工場

寸法：

ポイント　12ｍトラスで飛ばした間柱なしの大空間を実現

最近では個人住宅向けガレージも力を入れていますが、元々は農業用倉庫などの建設を多く行っていました。

こちらの倉庫は長いスパンを柱なしで飛ばしています。このように広い空間を確保したいときは重量鉄骨で

設計することが多いですが、軽量鉄骨と比べて建築費が高くなってしまうことがほとんどです。

ただ、軽量鉄骨で長い距離を柱無しで飛ばすのには限界があります。

そこで今回は三角がたくさん組み合わさったトラスと呼ばれるものを使って、耐久性を持たせ、今回の

ような大空間を実現しています。

ポイント　　外観にもこだわった工場

工場や倉庫といえば、ほとんどがホワイト系やシルバー系の外壁色のイメージがあると思います。

確かに大規模な工場で暗い色を使用すると圧迫感もでて嫌がる方も多いかもしれません。

ただ、規模感や全体のデザインによってはブラック系の工場、倉庫もありだと思います。

もちろんシルバー系やホワイト系もかっこいいのですが、ここで言いたいのは工場や倉庫といえば

この色！みたいに固定概念に縛られずほかの選択肢を持ってもいいのでは、ということです。

ローコストでデザイン性も求めた工場、倉庫もこれからどんどん作ってきたいと思います。